函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

講演情報

ポスター発表

[Poster odd no.] ポスター発表

1日目のQAは奇数番号となります。

2021年11月11日(木) 11:45 〜 12:45 ポスター sess.(奇数番号) (函館アリーナ 武道館B)

[P05] GC-SCD法による等モル感度特性を利用した軽油中硫黄化合物の分析

○長尾 優1、北野 理基1、武守 佑典1、近藤 友明1、Kelting Rebecca2、Giusti Pierre3、Piparo Marco3 (1. 株式会社島津製作所 分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター、2. Shimadzu Europa GmbH、3. Total Refining and Chemicals, Total Research & Technology Gonfreville, International Joint Laboratory - iC2MC: Complex Matrices Molecular Characterization)

石油化学製品において硫黄濃度の管理は重要であり、軽油やガソリン中の硫黄総量は10ppm以下の微小量で管理されています。有効な分析法として、GCによる化学発光硫黄検出器(SCD)を用いた手法が挙げられます。SCDは硫黄化合物に等モル感度特性を持ち、石油化学製品に含まれる微小かつ多種の硫黄化合物を定性せずとも定量可能です。本発表ではSCDの等モル感度特性に着目し、軽油中での応答を調べた結果を報告します。

キーワード:petrochemical, analytical technique, sulfur