16:30 〜 16:45
[2B19] アルカンジオール変換に対するSr置換ハイドロキシアパタイト触媒の組成比の影響
1,6-ヘキサンジオールや1,4ブタンジオールなどのアルカンジオールは、バイオマス資源から得られる基幹化合物として期待される.当研究室では,ハイドロキシアパタイト化合物がアルコール類変換に有効であることを報告してきた.本研究では、ハイドロキシアパタイトのSr/(Sr+Ca)比および(Sr+Ca)/P比の影響を明らかにすることを目的とした。様々な組成比のSr置換ハイドロキシアパタイトを水熱合成し、アルカンジオールに対する触媒特性を評価し、表面酸塩基性などの物性とあわせて、触媒の組成比の影響について考察する。
キーワード:strontium substituted hydroxyapatite, alkanediol, acid-base catalysis