函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

講演情報

重質油処理

[2E05-08] 重質油処理

2021年11月12日(金) 10:30 〜 11:30 E会場 (函館アリーナ スタジオA)

座長:松元 雄介(日揮触媒化成(株))

11:00 〜 11:15

[2E07] ゲル骨格補強法を用いたメソポーラスシリカとβ-ゼオライトの同時発生による新しい階層構造触媒の作製と接触分解反応性

○押村 春菜1、森 和哉1、松浦 真也1,2、橋本 忠範1、石原 篤1 (1. 三重大学大学院工学研究科、2. 三重県工業研究所)

触媒粒子の内側にミクロ孔のβ-ゼオライトを、外側にメソ孔シリカを有するゼオライト含有階層構造触媒を、ゼオライト調製時に同時にゲル骨格補強法を用い、低温条件1ステップで調製した。補強溶液の量を3HS~20HSで条件を変化させることにより、ゼオライトとメソ孔の成長を制御した。さらに、得られた触媒でn-ドデカンの接触分解反応を行い、その反応性を検討した。

キーワード:Catalytic cracking of n-dodecane, Simultaneous generation of mesoporous silica and β-zeolite, Gel skeletal reinforcement