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[2E12] 炭酸塩岩におけるLow Salinity Waterflooding EORのメカニズム解明 - 静電反発説検証の事例紹介
炭酸塩岩におけるLow Salinity Waterflooding EORは、油田開発の有望な選択肢になり得るが、その増油メカニズムは十分に解明されていない。当社の研究成果によれば、低酸価原油を有する油層では、真水で海水を希釈した低塩濃度水を圧入しても有望なLSW効果は期待できない。そこで我々は圧入水のイオン組成に工夫を施し、原油と岩石の静電反発力を最大化させて原油を回収する技術の開発を進めている。当学会では我々の取り組みと、得られた知見を紹介する。
キーワード:low salinity waterflooding, carbonate, electrostatic repulsion