函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

講演情報

資源開発

[2E13-17] 資源開発(2)

2021年11月12日(金) 14:45 〜 16:00 E会場 (函館アリーナ スタジオA)

座長:中川 裕幸(石油資源開発(株))

15:45 〜 16:00

[2E17] 炭酸塩岩貯留層酸処理におけるワームホール現象の研究

○古井 健二1、石渡 友章2、土屋 慶洋2、伊藤 義治2 (1. 早稲田大学、2. 石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

マトリックス酸処理法は水圧破砕法と並ぶ代表的な坑井刺激手法の一つであり、特に、炭酸塩岩貯留層の開発で広く用いられている。酸を高流量で圧入することで、ワームホールと呼ばれる高浸透率の流路が形成され、坑井の生産性が飛躍的に向上することが北米、北海油田及び中東のフィールドで報告されている。本講演では、炭酸塩岩貯留層におけるワームホール現象について、数値解析と室内実験の二つの側面からアプローチした先端的研究を紹介する。

キーワード:carbonate, matrix acidizing, wormholing