[2F01-03] 酸化(1)

[2F01] ピリジンとKeggin型ポリ酸で構成される結晶性(Py)_xPMo₁₂O_y触媒の結晶構造解析と選択酸化能

○石川 理史¹、池田 拓史²、幸谷 真芸¹、上田 渉¹ (1. 神奈川大学、2. 産業技術総合研究所)

PMo12O40のKeggin型ヘテロポリ酸（PMo）のピリジニウム塩を420°C程度で熱処理することで、ピリジン/PMo = 1/1で構成される新規結晶構造が形成し、特異な選択酸化活性が発現することが知られている。本研究では本触媒の結晶構造解析に成功した。得られた結晶構造を基に、本触媒の特異な酸化触媒能の起源を考察した。

キーワード：Pyridine coordinated Keggin, Structural analysis, Selective oxidation