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[2F05] スラグ流反応器を用いたバナジウム錯体触媒によるベンゼンの液相酸化反応
これまでベンゼンの酸素による液相酸化反応において、回分反応器にてバナジウム錯体を用いることで酸素加圧下、効率よくフェノールが生成することを報告してきた。このとき酸素圧を増加させることでフェノール生成活性が増加し、溶液中に溶解する酸素量がフェノール生成活性に影響を及ぼすことが明らかとなった。そこで本研究では、循環流による触媒を含む反応溶液と気体との接触界面の増加が見込まれるスラグ流を用いたベンゼンの液相酸化反応について詳細に検討した。
キーワード:benzene oxidation, slug flow reactor, vanadium complex catalyst