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[2F08] YNU-5の酸性質に対する脱アルミニウムとイオン交換の影響
YNU-5ゼオライトは、12-ring、twin 8-ring、single 8-ringから成る。DFT計算から、H型ではアンモニア脱離エンタルピー (ΔH) > 140 kJ mol-1の強Brønsted酸点はsingle 8-ring内に、ΔH < 140 kJ mol-1の弱Brønsted酸点は主に12-ring内に存在すると推測される。脱Alによって強Brønsted酸点が残ることがわかっている。 As-calcined YNU-5 (Na+、 K+を含む)をNH4+でイオン交換しH型にすると、弱Brønsted酸点が優先的に発現することがわかった。脱Al、イオン交換どちらも12-ringから先に起きると推測される。
キーワード:Brønsted acid strength, YNU-5 zeolite, ion exchange