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[2F09] パラフィンのクラッキングにおける骨格内元素の反応性への影響
骨格内にホウ素を含むMFI型ゼオライトをヘキサンのクラッキングに適用したところ、同様の骨格を有するアルミノシリケートに比べて低活性であることがわかった。またこの反応においてプロピレンとブテン類が主生成物として得られることが確認された。このことからホウ素を含むゼオライトはアルミノシリケートに比べて酸量、酸強度が小さいことが示唆された。
キーワード:Solid acid, Borosilicate, Cracking