長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

講演情報

水素・エネルギーキャリア・CCU

[2A05-2A08] 水素・エネルギーキャリア・CCU・カーボンリサイクル(7)

2022年10月28日(金) 10:30 〜 11:30 A会場 (12A会議室)

座長:菅沼 学史(鳥取大学)

11:00 〜 11:15

[2A07] メタン直接改質反応 −バイオメタンの利用−

○福島 渚生1、岩間 廣一朗2、岡崎 文保3 (1. 北見工業大学 工学専攻機械電気工学プログラム、2. 北見工業大学 工学専攻応用化学プログラム、3. 北見工業大学 バイオ環境化学専攻)

キーワード:Direct methane reforming, Bio methane, Carbon nanotube

メタン直接改質反応(DMR)はメタンから二酸化炭素を排出せずに水素を生成する反応である.また,この時副生成される炭素は機能性材料として使用可能である.これまでメタン源として純メタンを用いていたが,今回,再生可能エネルギーであるバイオメタンの利用を試みた. ニッケル系触媒を使用して,二酸化炭素共存下でのDMR活性,触媒調製法,触媒活性化方法,さらに,触媒のコスト削減を検討した結果,酸化ニッケルとアルミナの混合比や調製法によりDMR活性に二酸化炭素共存による影響の違いがあることがわかった.