[2A05-2A08] 水素・エネルギーキャリア・CCU・カーボンリサイクル（７）

[2A08] メタン直接改質反応 —共存ガスの影響—

○佐藤 黎¹、岩間 廣一朗²、岡崎 文保³ (1. 北見工業大学大学院工学研究科工学専攻機械電気工学プログラム、2. 北見工業大学 工学専攻応用化学プログラム、3. 北見工業大学 バイオ環境化学専攻)

キーワード：Direct Methane Reforming, biomethane, carbon nanotube

メタン直接改質反応(DMR)はメタンから二酸化炭素を排出せずに水素を生成する反応である.このメタン源にバイオガス，メタンハイドレート解離ガス，温泉付随ガス等，様々なメタンガスを利用することが出来れば，この技術の社会実装が加速する．そこで代表的な共存ガスである，水，二酸化炭素，硫化水素をメタンガスに共存させてDMRに対するその影響について検討した．その結果，硫化水素は触媒毒として働くこと，二酸化炭素はある濃度までは共存可能であること，水はあまり影響しないことがわかった．