石油学会 大阪大会(第53回石油・石油化学討論会)

講演情報

ポスター発表

[P01-P13] ポスター sess. A

2023年10月26日(木) 10:00 〜 16:00 P01-P13 (4F-403号室)

質疑応答(1日目奇数番号,2日目偶数番号):11:00~12:30および15:00~15:30

[P05] 膜結合型メタンモノオキシゲナーゼと光化学系II再構成リポソームを用いた光駆動酸化反応系における構成脂質の影響

○能戸 湧太1、関戸 崚太1、伊藤 栄紘1、蒲池 利章1 (1. 東京工業大学)

キーワード:methane oxidation, light, liposome

天然ガスの主成分であるメタンの有効利用のため、メタン資化細菌由来の膜結合型メタンモノオキシゲナーゼ(pMMO)を用いた研究に取り組んでいる。先行研究では、pMMOを含む膜成分に好熱性シアノバクテリア由来光化学系II(PSII)を再構成した光駆動メタン酸化反応系の構築に成功した。この反応系は、光照射によりPSIIが水から電子を取り出し、pMMOによるメタン酸化反応が進行する。本発表では、pMMOとPSIIの反応場として人工脂質二分子膜のリポソームを用いた研究結果を報告する。