[1C09-1C13] 資源開発 (2)

[1C13] 流体構造連成モデルを用いた坑井安定性解析

○小松原 立稀¹、古井 健二¹ (1. 早稲田大学)

キーワード：Wellbore stability analysis, Hydro-mechanical coupling, Finite element method

坑井不安定化問題は坑井掘削において重要な検討項目である。頁岩層の掘削では、時間依存の坑壁不安定化問題が数多く報告されているが、掘削流体の岩盤への浸透がその要因の一つであることが報告されている。本研究では、岩石の弾塑性変形と流体流動を考慮した二次元流体構造連成解析モデルを開発した。頁岩への掘削流体浸透実験であるPressure Transmission Testを模擬した数値解析や坑井周辺の応力・変形解析を行いモデルの有用性を検証した。