[2A18-2A22] 水素・エネルギーキャリア・CCU/カーボンリサイクル (6)

[2A21] メタン直接改質反応 —酸化鉄触媒における助触媒の効果—

○清水 速人¹、櫻井 陽平¹、岡﨑 文保¹、坂上 寛敏¹ (1. 北見工業大学)

キーワード：Direct methane reforming, Iron Oxide Catalyst, Alumina

メタン直接改質反応（DMR）は、メタンを水素と炭素に直接分解するため、CO₂を排出しないクリーンな水素製造プロセスである。生成される炭素はナノカーボン（NC）であり、機能性材料として利用できる。本研究では、Al₂O₃を助触媒として、その結晶構造および混合比がDMR活性とNC特性に及ぼす影響を検討した。その結果、Al₂O₃の結晶構造や混合比により活性持続性や生成する NCの品質が異なることがわかった。