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[2C14] Cu担持ゼオライト成型体触媒を用いたトルエンの気相接触酸化反応
キーワード:Toluene oxidation, p-Cresol, Cu loading catalyst
p-クレゾールの工業的製法として知られるシメン法は、三段階の反応を要するため、高コストでエネルギー消費量が多い。そこで、本研究では、H型ZSM-5ゼオライト成型体にCuをイオン交換法で担持した触媒を用い、トルエンの酸素による気相接触酸化反応からのp-クレゾールの一段階合成を試みた。結果、反応温度648K、Cu担持量0.9wt%の時にp-クレゾールの収率は最大となった。