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[2E15] メタンドライリフォーミング反応に向けたCr, Ni含有脱アルミニウムBetaゼオライト触媒の合成
キーワード:Carbon dioxide capture and utilization, Dry reforming of methane, zeolite
温室効果ガスである二酸化炭素の有効利用に向けて、メタンドライリフォーミング(DRM)反応が注目されている。DRM反応は吸熱反応であるため、800度程度の高温条件が有利である。しかし、高温条件下ではエネルギー消費が大きく実用化に向かない。本研究では、ゼオライトの欠陥サイトにCrを修飾し、その担体にNiを担持させた新規Ni系触媒を開発し、600度の低温条件下で高いDRM活性を確認した。また、触媒失活の原因となる炭素析出の抑制に成功した。