2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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オーガナイズドセッション » OS-12 政治経済におけるAIの利活用

[3M1-OS-12a] 政治経済におけるAIの利活用

2024年5月30日(木) 09:00 〜 10:40 M会場 (53会議室)

オーガナイザ:木村 泰知(小樽商科大学)、小川 泰弘(名古屋市立大学)、渋木 英潔(BESNA研究所)、高丸 圭一(宇都宮共和大学)、内田 ゆず(北海学園大学)、乙武 北斗(福岡大学)、秋葉 友良(豊橋技術科学大学)、門脇 一真(株式会社日本総合研究所)、小林 暁雄(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業情報研究センター)

10:00 〜 10:20

[3M1-OS-12a-04] 国会会議録と地方議会会議録における特徴表現可視化の試み

〇乙武 北斗1、高丸 圭一2、内田 ゆず3、木村 泰知4 (1. 福岡大学、2. 宇都宮共和大学、3. 北海学園大学、4. 小樽商科大学)

キーワード:国会会議録、地方議会会議録、XAI

地方議会会議録と国会会議録を対象とした特徴表現の可視化を試みる。まず,BERTを用い,入力文が地方議会会議録であるか国会会議録を分類する2値分類器を構築する。次に,Integrated Gradientsに代表される推論結果を説明する手法を用い,発言文のどの部分を手がかりに分類器が推定を行ったかを可視化する。可視化結果を分析し,推定の手がかりとなった部分にどのような表現が存在するかを考察する。この結果,地方議会会議録における地方行政特有の語彙および国家会議録における国政特有の語彙が可視化されていることが明らかになった。また,議会における種々の表現の中に,国会らしい表現あるいは地方議会らしい表現が存在することが明らかになった。

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