2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[6p-S43-1~21] 11.4 アナログ応用および関連技術

2017年9月6日(水) 13:15 〜 19:15 S43 (第3会議室)

紀和 利彦(岡山大)、三木 茂人(情通機構)、田井野 徹(埼玉大)、田中 三郎(豊橋技科大)

14:30 〜 14:45

[6p-S43-6] 超伝導薄膜フォーカス板を用いた磁気抵抗素子の応答特性

平田 哲朗1、中村 喜浩1、馬島 八世1、天野 薫1、堺 健司1、紀和 利彦1、塚田 啓二1 (1.岡山大)

キーワード:磁気センサ、超伝導薄膜、磁束フォーカス板

磁気抵抗素子(MR)は広く民生用として使われているが,超伝導量子干渉素子(SQUID)と比較して感度は非常に低い。本研究では超伝導薄膜による磁束フォーカス板をMRセンサと組み合わせ,SQUIDとMRセンサの中間領域の感度を得られる磁気センサの開発を目指した。超伝導薄膜のスリットの間にMRセンサを配置し,MRセンサに磁束を集中させることで感度を改善することができた.また,薄膜のスリット幅やMRセンサとの相対位置の最適化をおこなった。