2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

[17a-C101-1~11] 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

2018年3月17日(土) 09:30 〜 12:30 C101 (52-101)

野口 隆(琉球大)

10:30 〜 10:45

[17a-C101-5] PLASプロセスを用いたBG poly-Si TFTのオフ電流抑制

餅井 亮介1、藤井 茉美1、石河 泰明1、菅原 祐太2、野寺 伸武2、松本 隆夫2、浦岡 行治1 (1.奈良先端大、2.堺ディスプレイ)

キーワード:シリコン、レーザー結晶化、デバイスシミュレーション

大型ディスプレイを駆動させるTFTの主流材料であるa-Siは,材料由来の低移動度により高速駆動に課題がある.poly-Siを利用する場合,ELAなどの結晶化装置による大型化が困難である.そこで我々は,部分照射レーザーアニールシリコン(PLAS)プロセスを用いて大型基板上のa-Si TFTのチャネル位置をpoly-Si化し,高移動度TFTを実現した.本研究では,poly-Si TFT特有のオフ電流低減を目指したPLASプロセス特有のTFT構造をデバイスシミュレーションを用いて検討した.