[18p-E302-1~16] 12.2 評価・基礎物性

[18p-E302-2] 銀ナノキューブアレイ上に吸着した高分子の光・熱反応

〇岩堀 健¹、山崎 良太²、笹島 匠¹、水野 文菜³、小野 篤史^2,3、上原 洋一¹、片野 諭¹ (1.東北大通研、2.静大工、3.静大電研)

キーワード：ナノ微粒子、プラズモニクス、ラマン分光

本研究では、化学合成で得た銀ナノキューブ(AgNC)をAu(111)基板上に集積して二次元アレイ構造を作製した。そのAgNC集合体表面に被覆した高分子の光反応と熱反応後の、構造および化学状態の変化を評価した。光反応と熱反応において、高分子は同一のsp²構造を有するナノカーボンに変化した。AgNCの形状は、光反応では変わらなかったが、熱反応では溶解することがわかった。