[19p-PB7-1~16] 12.1 作製・構造制御

[19p-PB7-14] 反転オフセット印刷に向けた銀ナノ粒子インクの作製と微細配線形成

〇(B)吉川 太一¹、谷口 大雅²、逸見 悠大¹、関根 智仁^2,3、竹田 泰典^2,3、熊木 大介^2,3、時任 静士^2,3 (1.山形大工、2.山形大院有材シ、3.山形大ROEL)

キーワード：反転オフセット印刷、銀ナノ粒子インク、微細配線

反転オフセット印刷は数 μmオーダーの微細配線を形成することが可能で、有機TFTの集積化に優れている。一方で、その印刷プロセスはブランケットを介して塗工と転写が行われる多段工程であるため、インクの要求特性も複雑となり、高い精度で印刷可能なインクに関する知見は十分得られていない。本研究は、銀ナノ粒子の保護分子と溶媒の組み合わせを最適化する事で良好な印刷特性を実現し、微細パターンの形成に成功したので報告する。