14:15 〜 14:30
[20p-E204-3] 非平衡グリーン関数を用いたシミュレーションによる量子カスケードレーザの利得向上
キーワード:量子カスケードレーザ
非平衡グリーン関数を用いたシミュレーションによる量子カスケードレーザ(QCL)の活性層の設計を行った。波長4 mm帯を設計の目標として,利得の向上を目指した。
利得の向上が顕著に見られた膜構造の設計は,「発光層の障壁の膜厚を30 %薄くした膜構造」と,「障壁のAlの組成を14 %下げた膜構造」であった。
また,利得が向上するメカニズムについて,振動子強度や確率密度から詳細に解析した。
利得の向上が顕著に見られた膜構造の設計は,「発光層の障壁の膜厚を30 %薄くした膜構造」と,「障壁のAlの組成を14 %下げた膜構造」であった。
また,利得が向上するメカニズムについて,振動子強度や確率密度から詳細に解析した。