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[21a-PA2-11] RFスパッタを用いたVO2の成膜及び温度による光学特性の評価
キーワード:VO2、相転移、サーモクロミック
VO2は温度による相転移により、抵抗率や透明度が温度と共に変化する物質である。特に常温では赤外光を透過し、68 ℃以上では赤外光を遮蔽する特性を有している。この特性を用いることで、例えばVO2を窓やビニールハウスと組み合わせることで、自律的に熱源である赤外光を制御し、室内の温度を一定に保つ機能の付加が期待できる。本研究では、低温で大面積に成膜できるRFスパッタ法を用いて様々な基板上にVO2薄膜の堆積を行い、サーモクロミック特性を測定した。