10:00 〜 10:15
[12a-N206-5] 固相結晶化過程での Sn 添加 In2O3 薄膜における構造・電気・光学特性の温度依存性
キーワード:透明導電酸化物薄膜、固相結晶化法、酸化インジウム
我々は反応性プラズマ蒸着法により成膜された In2O3 系透明導電膜の固相結晶化効果を検討している. 固相結晶化法とは基板上にアモルファス状態の薄膜を成膜し, その後, 熱アニールなどで多結晶状態の薄膜を得る方法である. 本研究では熱アニールを用い、その条件は大気圧開放系で、昇温割合 5℃/min (非平衡状態)とし、 300 ℃ までの温度領域とした。本発表では熱アニールの構造・電気・光学特性への効果を議論する.