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△ [12p-N102-9] 熱電子供給型真空アーク放電の放電電流決定機構に基づくプロセス制御
キーワード:真空アーク放電、窒化ホウ素、薄膜堆積
我々は薄膜特性を高度に制御した窒化ホウ素(BN)薄膜堆積技術の確立を目指し,反応性プラズマ支援成膜法(RePAC)と呼ばれる成膜技術を研究している.BN成膜時のイオンフラックスは,薄膜中のsp2, sp3結合状態を支配し,薄膜特性を大きく変化させる重要なパラメータである.本研究では,RePACに搭載された熱電子供給型真空アーク放電における放電電流の決定機構と,その機構がイオンフラックスに与える影響について解析する.