2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・MEMS・装置技術

[20p-A406-1~13] 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・MEMS・装置技術

2022年9月20日(火) 13:00 〜 16:30 A406 (A406)

岡田 竜弥(琉球大)、米谷 玲皇(東大)

15:30 〜 15:45

[20p-A406-10] Bosch ProcessにおけるRFバイアスのパルス周波数依存の研究

田中 宏幸1、野沢 善幸2、速水 利泰2、クンプアン ソマワン1,3、原 史朗1,3 (1.産総研、2.SPPテクノロジーズ、3.ミニマルファブ)

キーワード:ボッシュ、ミニマル、深掘り

TSV電極を製作するためにはSi基板を所望の深さまでエッチングするまでの間、マスク材となるフォトレジストがエッチングに耐え十分に残存することが必須である。ところが、レジストマスクはできるだけ薄膜マスクの方が扱いが易しいことから望ましい。すなわち、リソグラフィでは薄膜が望ましく、深掘りエッチング上では厚膜が望ましいこととなる。viaホールの様な狭小空間を深掘り進むには長時間のエッチングが必要であり、Si基板250µm厚の貫通は容易ではない。そこで深掘りエッチングのパルスバイアスの周期を振ったところ対レジスト選択比を向上させることができた。