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[22p-A406-1] プラズマ誘起欠陥の発生と修復 ~水素終端Si表面に及ぼすArプラズマの効果~
キーワード:プラズマ、半導体、欠陥
先端半導体の作製において、シリコン(Si)のエッチング、酸化膜や窒化膜等のALE(atomic layer etching)プロセスで、アルゴン(Ar)ベースのプラズマが広く使用される。エッチングでは、通常、加工精度の向上に加え、下地材料へのダメージ(格子欠陥や構造変化)を抑止することが重要であり、活性種やイオンエネルギーが高度に制御される。しかしながら、ダメージの形成は、材料やプロセス条件により異なるため十分に解明されていない。そこで、今回、表面欠陥(ダングリングボンドや構造変化)の形成過程に関する基礎的な知見を得る目的で、水素終端Si表面上にArプラズマを照射する実験を行い予備的な結果を得たので報告する。