2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワーデバイス・プロセス技術・評価

[22p-B204-1~18] 13.7 化合物及びパワーデバイス・プロセス技術・評価

2022年9月22日(木) 13:30 〜 18:15 B204 (B204)

加藤 正史(名工大)

14:15 〜 14:30

[22p-B204-4] GaNへの浅いMg、N連続注入によるp型高濃度領域の形成検討

田中 亮1、高島 信也1、江戸 雅晴1、埋橋 淳2、大久保 忠勝2、Jun Chen2、関口 隆史2 (1.富士電機、2.NIMS)

キーワード:窒化ガリウム、p型高濃度、イオン注入

縦型GaN MOSFETの実用化に向けて、p型オーミックコンタクトを取るための高濃度p型層をMgイオン注入により局所形成し、高活性を実現する必要があるが、19乗以上のMgをGaNに注入して活性化熱処理すると、注入時の欠陥導入によりMgが偏析し、偏析部以外のMg濃度が18乗台前半まで低下してしまう問題がある。今回は、注入による欠陥導入を抑制するため低エネルギーでの浅い注入を検討した結果を報告する。