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[23a-B101-9] 低温原子層堆積法による積層AlN、Al2O3ガスバリアの試作と評価
キーワード:原子層堆積法、窒化アルミニウム、ガスバリア膜
窒化アルミニウム(AlN)は、AlGaN/GaN 高電子移動度トランジスターのパッシベーション層として期待される。パッシベーション層界面の固相反応を防ぐために、成膜温度の低温化が求められる。我々は、AlNの緻密性と耐水性を生かし、またAlNとAl2O3の交互積層とすることで迷路効果をもたせたバリア膜を検討した。本発表では、160℃での低温製膜で形成し、性能評価を行ったので報告する。