公開シンポジウム「豊かな食と畜産の未来に向けて」
日 時:2023年9月21日(木)13時00分〜17時00分
開催方式:対面方式
ご 挨 拶:「飽食の時代」と言われながらも,先進国の中でとりわけ食料自給率が低い日本,畜産も例外ではありません。牛肉や鶏卵,牛乳などの動物性食品は,我々の豊かな食を支え,生活に欠かせないものです。しかし,家畜生産に必要な飼料等の多くを輸入に頼っている日本国内の現状において,畜産業は今後も持続可能なのでしょうか?世界の人口増加により,畜産の需要はさらに増加すると予想され,それに伴い生産と競争がさらに加速すると考えられます。その一方で,現在の畜産には解決すべき多くの問題を抱えています。
そこでこのシンポジウムでは,我々の豊かな食と畜産の未来に向けて,牛肉や鶏卵,牛乳などの動物性食品に関わる生産から加工について,さらに国内外における食文化と畜産の関わり,世界の食料事情と畜産の貢献を多角的な視点で認識してもらい,その一翼を担う動機づけとすることを目指しています。
プログラムは次に示すとおりです.
皆様のご参加を心よりお待ちしております.
プログラム
13:00〜13:05 開会挨拶
13:05〜13:35 河合 正人(北海道大学)
13:35〜14:05 井尻 大地(鹿児島大学)
「鶏の代謝状態と鶏肉・鶏卵の品質との関連性」
14:05〜14:35 平田 昌弘(帯広畜産大学)
「家畜飼養の本来的意義とミルクの可能性」
14:35~14:50 ~ 休憩 ~
14:50〜15:20 大沼 正人(北海道大学)
「乳製品のナノ構造解析 ~食べれる状態のまま,
ナノスケールの「混ざり方」を調べる~」
15:20〜15:50 白鳥 佐紀子(国際農林水産業研究センター)
「世界の食料事情と畜産が支える栄養への貢献」
15:50〜16:05 ~ 休憩・会場準備 ~
16:05〜16:55 総合討論
16:55〜17:00 閉会挨拶
※時間は予定です.
ご支援を賜り感謝申し上げます.