日本畜産学会第131回大会

開催のご挨拶


日本畜産学会第 131 回大会 大会長
帯広畜産大学生命・食料科学研究部門
花田 正明
開催のご挨拶

  この度、2023年9月18日〜21日の会期で日本畜産学会第131回大会が帯広畜産大学で開催されることになりました。本学に日本畜産学会会員の皆様をお迎えし、大会を開催させていただく機会を与えていただきましたことを感謝申し上げます。また、本大会の開催に際し、様々な方からご配慮・ご支援を賜りましたことを、心よりお礼申し上げます。
 第131回大会では従来の大会と同様に、一般講演・優秀発表賞応募講演・公開シンポジウムや研究交流会等のプログラムを用意いたしております。加えて関連学会の皆様のご協力を賜り、関連学会様による研究発表会やシンポジウム等も開催されます。2019年に岩手大学で開催されました第126回大会以来、5大会ぶりの対面実施となります本大会が、御参集される皆様にとりまして研究の発展や交流創出に繋がる機会になることを願っておりますので、多くの会員の皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
動物の家畜化が始まって以来、脈々と営まれてきました家畜生産による人類への動物性タンパク質の供給は、これからの私たちにとって必要不可欠な食料生産形態であり続けることは疑う余地はありません。しかし、近年、国内外において家畜生産の持続性を揺るがしかねない様々な課題がクローズアップされるようになってきました。本大会では伊藤記念財団様のご支援をいただき、公開講座「豊かな食と畜産の未来に向けて」を開催いたします。80億を超える私たち人間すべてが豊かな食を享受できるために畜産学はどのような貢献ができるのか、日本の食糧基地の一つである北海道でお一人お一人に考えていただければ幸いです。
 最後になりましたが、実の秋を迎える十勝・帯広で皆さまにお会いできることを、大会実行委員会一同楽しみにしております。