日本発達心理学会 第26回大会

講演情報

日本発達心理学会関連企画シンポジウム

夫婦がともに子どもを育てるということ

2015年3月21日(土) 12:30 〜 14:30 講義室83 (工学部8号館)

企画者:日本発達心理学会東北地区懇話会・加藤道代(東北大学大学院教育学研究科)
司会者:神谷哲司(東北大学大学院教育学研究科)

12:30 〜 14:30

[CS4] 夫婦がともに子どもを育てるということ

夫婦ペアレンティング研究をめぐって

加藤道代1, 神谷哲司1, 佐藤奈保2, 黒澤泰1, 野末武義3, 青木聡子4 (1.東北大学 大学院教育学研究科, 2.千葉大学 大学院看護学研究科, 3.明治学院大学 心理学部, 4.国士舘大学 文学部)

[企画主旨]夫婦はどのように“二人で”協力して子育てを行うのか(夫婦ペアレンティング)に関して,近年の米国では,二人親家庭におけるコペアレンティング研究として急速に発展を見せている。我が国における子育て研究は,母子関係,父子関係等,父母が行う養育行動を個々に検討するものが圧倒的に多い。あるいは父母の行動の差異や父母役割の調整行動の検討など,子育て生活における夫婦関係を扱うものもあるが,子どもに対する実際的なかかわりの協働やその調整については検討されていない。
本シンポジウムでは,日本語版夫婦ペアレンティング調整行動尺度の作成(加藤),障害児を育てる夫婦の協働(佐藤),子育て期夫婦の関係焦点型コーピング(黒澤)の各方面から話題提供を行う。また,指定討論の先生方には,家族システムおよび家族ライフサイクルを含めた夫婦関係とカップルセラピーの視点(野末),ならびに北米のインタクト・ファミリーにおけるコペアレンティングの研究動向の視点(青木)からコメントをいただき,今後の我が国における夫婦ペアレンティング研究の展望と展開可能性について討議を行う。



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