日本機械学会 2021年度年次大会

ご挨拶・開催趣旨

一般社団法人 日本機械学会 2021年度年次大会
大会委員長 武居 昌宏(千葉大学)
実行委員長 田中 学(千葉大学)
 

 グローバル社会がますます加速される中、新型コロナウィルスの蔓延に代表されますように2020年は激動の時代となりました。「グローバル・クライシス」という言葉が用いられるようになり、感染症の蔓延、価格競争の激化、失業率の増加、産業の空洞化、技術や人材の流出、 貧富の格差、他国経済状況による影響などなど、グローバル社会の負の側面に我々人類は直面しているといっても過言ではないかと思います。しかしながら、このようなグローバル社会の分岐点にいるからこそ、あらためて真剣に「機械工学は何をすべきか?」をご議論いただく場を千葉の地に催し、国内のみならず世界に向けて、「グローバル・クライシス」に打ち勝つ最新研究成果を発信できればと思っております。
 
機械と情報は切っても切り離せない仲であることはご承知の通りでございますが、さらなる5G社会に突入している今、大会テーマのひとつとして「5G IoT における機械」を挙げさせていただきました。また、これからの機械は社会との融和・調和が重要なキーであると痛感し、「外見的な違い(人種や性別、年齢など)や内面的な違い(宗教、価値観、性格など)を認め合う社会における機械ってなんだろう?」を念頭に、とても斬新なテーマである「ダイバーシティ&インクルージョン」を二つ目の大会テーマにいたしました。さらに、千葉県は、工業、商業、農業、水産業、観光業といったあらゆる産業が凝縮された土地柄だと言われており、産業の枠を超えた新しいチャレンジのモデルケースとして、よく利用される地域です。「新しいチャレンジのモデルケース」として機械に何かを加えることで次のシーズを生み出すきっかけにできたらとの思いから、「新産業革命」というテーマを三つ目に設けました。
 
以上のキャッチフレーズと大会テーマのもと、2021年度日本機械学会年次大会は,2021年9月5日(日)から8日(水)まで,千葉大学の西千葉キャンパスをベースとして、新型コロナウィルスの蔓延に配慮し、特別講演を除いては、基本的にインターネットによる開催となります。現在、日本機械学会関東支部千葉ブロック、千葉県、千葉市、地元企業の全面的な協力を得て開催準備を進めております。大会委員,実行委員をはじめとする関係者の総力を結集し,「コロナに負けない」「with コロナ」「afterコロナ」の印象を残す大会としたく思っております。是非とも2021年度年次大会への皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。