[P-2-111] 頚部領域における64chHeadNeckcoilの基礎的検討
【背景】
機器更新により3.0TMRI装置が導入されるとともに、頭頚部領域で使用する64ch HeadNeck coilが追加導入された.多チャンネル化が進み、高いSNRを持つPhased arrey coilの検討が数多く報告されているが、今回導入された64ch Head Neck coilの検討はなく、頚部領域における基礎的検討も過去に少ない.
【目的】
頚部領域にしぼり、64ch HeadNeck coilの性能を、20ch Head Neck coilと比較し検討を行った.
【方法】
使用機器はSIEMENS社製 MAGNETOM Skyra 受信coilは64ch HeadNeck coil及び20ch HeadNeck coil phantomはoil phantomは立方体で15cm×15cm×15cm.
64ch HeadNeck coil及び20ch HeadNeck coilを用いて、PAT factorを1~5倍速まで変化させ、oil phantomをaxial、coronal、sagittalで撮像する.得られた画像よりSNR、g-factorを計測した.
【結果考察】
SNRについては、64ch HeadNeck coilが高く、辺縁付近は2~3倍で、中心付近は1.5倍になった.g-factorについても同様に64ch HeadNeck coilが良かった.多チャンネル化により素子の大きさと配置の影響でSNRが高くなったと考える.
【結論】
今回の検討で64ch HeadNeck coilの性能を把握することができ、高いSNRを高速撮像又は高分解能撮像に利用でき、今後更なる画像への向上を目指したい.
機器更新により3.0TMRI装置が導入されるとともに、頭頚部領域で使用する64ch HeadNeck coilが追加導入された.多チャンネル化が進み、高いSNRを持つPhased arrey coilの検討が数多く報告されているが、今回導入された64ch Head Neck coilの検討はなく、頚部領域における基礎的検討も過去に少ない.
【目的】
頚部領域にしぼり、64ch HeadNeck coilの性能を、20ch Head Neck coilと比較し検討を行った.
【方法】
使用機器はSIEMENS社製 MAGNETOM Skyra 受信coilは64ch HeadNeck coil及び20ch HeadNeck coil phantomはoil phantomは立方体で15cm×15cm×15cm.
64ch HeadNeck coil及び20ch HeadNeck coilを用いて、PAT factorを1~5倍速まで変化させ、oil phantomをaxial、coronal、sagittalで撮像する.得られた画像よりSNR、g-factorを計測した.
【結果考察】
SNRについては、64ch HeadNeck coilが高く、辺縁付近は2~3倍で、中心付近は1.5倍になった.g-factorについても同様に64ch HeadNeck coilが良かった.多チャンネル化により素子の大きさと配置の影響でSNRが高くなったと考える.
【結論】
今回の検討で64ch HeadNeck coilの性能を把握することができ、高いSNRを高速撮像又は高分解能撮像に利用でき、今後更なる画像への向上を目指したい.