10:30 〜 11:00
[1504] 非鉄製錬技術を基盤とした金属リサイクルと環境負荷元素の制御
司会:沖部奈緒子(九州大学)
キーワード:非鉄製錬, 金属資源循環, 環境負荷元素, 廃棄物処理
非鉄製錬業はハイテク産業への素材供給や資源循環型社会を実現する上では必要不可欠の産業であり、また金属資源循環の中心を担うことで、成長産業へ転換する可能性を持っている。今後、低炭素社会への移行、さらに世界的な人口増加と相まって、太陽光発電などの化石燃料以外のエネルギー利用が進み、蓄電設備やハイブリッド自動車や電気自動車など、電気・電子機器の利用が加速度的に増加することが予想される。金属資源を継続的に確保していくためには、鉱石から(広義の意味で)還元され、様々な製品に使用されている金属を循環利用していく必要がある。今後の非鉄製錬業の社会的な役割として、精鉱に限らず二次資源からの金属回収、さらには各種廃棄物の効率的な処理と環境負荷元素の安定固定化が重要である。元来、非鉄製錬業は多種多様の元素を制御する技術を有する産業ではあることから、国内での効率的な金属資源循環の達成に必要な非鉄製錬技術ならびに課題について概説する。
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