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[3603] 先進型坑廃水処理技術開発事業の成果と今後の展開について
司会:迫田昌敏(JOGMEC)
キーワード:休廃止鉱山, 坑廃水, 発生源対策, 水量低減, 水質改善
本事業は前事業「休廃止鉱山鉱害防止技術等調査研究事業」等の成果と課題を引き継ぎつつ、開発を進めてきた。想定条件は人が立ち入ることのできない坑内空間の充填であり、位置と形状を効率的に計測する必要があるが、試験サイトでの実証とフィードバックを経ることで有効な調査フローを構築することができた。充填材料の開発と設計検討では、前事業に対してコスト削減を図る見通しを立てるとともに、所要の性能を満足する配合設計の手法を確立した。さらには充填効果および安全性の事前評価手法の高度化を図ることができた。これら個別技術の成果に加えて、試験サイトでの調査・モニタリングやそれらデータを踏まえた効果予測と充填試験設計等を総合的に進めることで、要素技術間のアウトプットの受け渡しを明確化し、全体技術としての体系化が可能となった。今後、発生源対策工として全国休止鉱山現場への適用を促進するべく、本報で事業成果の全体像を紹介する。
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