資源・素材2015(松山)

講演情報

若手ポスター発表【コアタイム】

環境

2015年9月8日(火) 16:00 〜 17:30 メディアホール (愛媛大学)

[PY-62] 過硫酸法による種々のVOC分解に及ぼすワイン醸造廃棄物添加の影響

大里直己2, 晴山渉1, 中澤廣1 (1.岩手大学 工学部, 2.岩手大学大学院 工学研究科)

キーワード:地下水・土壌汚染, 促進酸化法, VOC, 過硫酸法

揮発性有機化合物(VOC)による土壌汚染の浄化法のひとつに過硫酸法がある。過硫酸法は、過硫酸イオンと鉄イオンの反応により生成される硫酸ラジカルによってVOCを酸化分解する方法である。酒石酸を添加することにより、トリクロロエチレン(TCE)の分解が促進されることが分かっている。しかし、実際の浄化法に酒石酸試薬を使用するにはコストがかかってしまう。前報において、乾燥・粉砕したヤマブドウ熟成時沈殿物、赤・白ワイン醸造廃棄物を酒石酸の供給源として添加することにより、TCE分解の促進を明らかにした。 本研究では廃棄物中の酒石酸を利用した過硫酸法によるVOCs浄化法の開発を目的として、ワイン醸造廃棄物中の酒石酸を用いて種々のVOCの分解促進について検討した。さらに、酒石酸を用いた過硫酸法によるVOC分解促進メカニズムの検討を行った。


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