10:40 〜 11:00
[1301-07-05] 地下水制御・管理対策調査研究事業の進捗について
司会:富山 眞吾(北海道大学)
キーワード:地下水制御、坑廃水対策、広域水循環解析
旧松尾鉱山をモデル鉱山とし、坑廃水処理に係るコスト削減に向けて、坑廃水の発生プロセスの解明や効果的な発生源対策に資する鉱山周辺の広域水循環シミュレーションモデルの構築を進めている。
旧松尾鉱山では、中和処理される坑廃水量が多く、周辺山岳域からの地下水流入が考えられている。そこで、この一帯の水循環系を捉えるため、旧松尾鉱山関連データ(稼行時の水量・水質記録、地質図、坑道図など)、中和処理施設における経年データ(坑排水量、水質)、周辺広領域の火山地質学的文献・専門家による知見を収集・整理し、あわせて現地調査を実施した。
これらの情報をもとに、まず予察的な流動系把握を目的として、旧松尾鉱山を中心に周辺広領域(八幡平含)の概括水循環モデルを作成した。解析格子は主に地形情報により作成し、地下に関しては各種情報から推定される3次元地質分布(透水性分布)を複数与え、過去の坑排水量記録との整合性・再現性を検討している。
旧松尾鉱山では、中和処理される坑廃水量が多く、周辺山岳域からの地下水流入が考えられている。そこで、この一帯の水循環系を捉えるため、旧松尾鉱山関連データ(稼行時の水量・水質記録、地質図、坑道図など)、中和処理施設における経年データ(坑排水量、水質)、周辺広領域の火山地質学的文献・専門家による知見を収集・整理し、あわせて現地調査を実施した。
これらの情報をもとに、まず予察的な流動系把握を目的として、旧松尾鉱山を中心に周辺広領域(八幡平含)の概括水循環モデルを作成した。解析格子は主に地形情報により作成し、地下に関しては各種情報から推定される3次元地質分布(透水性分布)を複数与え、過去の坑排水量記録との整合性・再現性を検討している。
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