資源・素材2020(仙台)

講演情報(2020年8月7日付 確定版)

企画講演

ポストコロナ新時代の非鉄金属製錬研究への期待と展望

2020年9月8日(火) 09:50 〜 12:00 第6会場

司会:福山博之(東北大学)

10:00 〜 11:00

[1K0601-02-01] 資源が循環する社会の創造を目指して ー磁石研究から見たレアメタル・グリーンイノベーションー

○杉本 諭1 (1. 東北大学)

司会:福山博之(東北大学)

キーワード:レアメタル、レアアース、永久磁石

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、我が国の経済は大きな打撃を受けている。また、海外経済もパンデミックによってサプライチェーンが寸断され急速に収縮し、今やリーマンショックを超え、大恐慌時代に突入かといわれている。このような状況では各国が自国の思惑で動き、必要とするものが海外市場に出回らない状況が懸念される。思いだされるのは尖閣問題などから我が国を襲ったレアメタル危機、レアアースショックである。

わが国はご存知の通り、資源に恵まれない。特にレアメタルは、材料特性を向上させ、デバイスの高性能化に不可欠な資源のため、我が国は深刻なリスクを抱えているといえる。このリスク解消のためには、レアメタル資源の確保やレアメタル依存度の低減技術の開発が必要であり、資源開発からリサイクルまでのマテリアルフローを考えたサプライチェーンの構築が切望されている。東北大学ではこれらの研究拠点として、レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)を設立し、分野融合型産官学共同研究を展開している。本講演では、このRaMGIにおける活動を著者が進めている永久磁石分野を中心に紹介する。

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