MMIJ 2022,Fukuoka

Presentation information (2022/07/27 Ver.)

Poster Presentation

(Poster session & Short presentation)Kanto Branch

Tue. Sep 6, 2022 3:00 PM - 5:00 PM Kantou Branch (FIT Arena)

3:00 PM - 5:00 PM

[12020-24-02] [Student presentation: Master’s course]Microorganisms and their functions affecting cement-based materials in deep-sea environments

○Yugo Nojima1、Hana Suzuk1、Hiroko Makita1,2,3、Masaki Sanpei1、Ryohtaroh Miki1、Keisuke Takahashi)4
(1.Tokyo University of Marine Science and Technology 2.Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology 3.Kanagawa Institute of Technology 4.Mitsubishi UBE Cement Corporation)

Keywords:Microorganisms、Deep-sea、Cement based materials、Biofilm、Urease

日本の領海が有する広大な深海域の有効利用は、日本の国力を高める上で重要であり、現在深海での様々な海洋インフラの建設が検討されている。しかし、建設に必要不可欠なコンクリート等のセメント系材料は、深海において浅海よりも早い劣化傾向を示すことが報告されており、深海環境で耐久性を維持できるセメント系材料の技術開発が求められている。本研究では、そのような材料の開発を目指し、深海に生息する微生物の機能に着目して研究を進めている。本研究では、特に陸上や浅海域における先行研究にて、セメント系材料の劣化抑制が確認された微生物機能である炭酸塩やバイオフィルム形成能に着目している。また、実際の現場で使用されるセメント系材料には、増粘剤等の有機物が僅かに含まれており、有機物濃度が極めて希薄な深海では、この僅かな有機物を利用し繁茂する微生物の存在が予想される。上記背景をもとに、本発表では、セメント系材料に含まれる増粘剤の種類や配合率を変化させた際の各材料に繁茂する構成微生物種の比較や、それらの微生物が有する機能によってもたらされるセメント系材料への影響の解明に向けた取り組みについて紹介する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password