【企画講演】 金属資源の生産技術に係る基礎研究・成果報告会

[2208-17-07] 選択粉砕による低品位ニッケルサプロライト鉱石のNi品位向上

○小野 竜大¹、小田 真夕¹、マグワネン リフィルウェ¹、砂田 和也¹、神谷 太郎¹、川嵜 兼彦¹、榊原 泰佑¹、橋本 晃一¹、若田 浩二²、荒木 佑介²、戸田 成太郎³、大河原 卓³、佐々木 凌³ (1. 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、2. 双日株式会社、3. 大平洋金属株式会社)

司会： 橋本晃一（独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構）

キーワード：ニッケル、サプロライト、選鉱、選択粉砕

ニッケル酸化鉱であるサプロライト鉱は海外の鉱山で採掘された後、国内の製錬所においてニッケル地金等に製錬されているが、近年優良な鉱床の枯渇等によりNi品位が低下することが予測されている。そこで低品位ニッケル鉱石を対象に各種選鉱試験を行い、Ni品位の向上を目指した。
本報告では、最もNi品位の向上がみられた選択粉砕試験の結果を中心に報告する。