10:00 〜 10:20
[3K0401-08-04] ガス検知管を用いた気体輸送法によるCuCl2/CuCl上の塩素分圧測定
司会:関本 英弘(岩手大学)
キーワード:蒸気圧測定
Cu-Cl系化合物CuClおよびCuCl2の熱力学量(標準生成ギブズエネルギーおよび標準生成エンタルピー)は、主要な熱力学データ集の間で、掲載されている値が大きく異なる。本研究では,それらの正確な熱力学量を求めるために,CuCl2の分解反応 (2 CuCl2(s) = 2 CuCl(s) + Cl2(g)) における平衡塩素分圧を気体輸送法で526 - 604 Kにおいて測定した。キャリアガス中の塩素濃度の測定にはガス検知管を用いた。さらに、第3法則解析により298.15 Kでの反応の標準エンタルピー変化を算出した。得られた平衡塩素分圧と標準エンタルピー変化は、熱力学データ集 Thermodynamic Properties of Individual Substances (L.V. Gurvich, I.V. Veyts, and C.B. Alcock, 1991) の掲載値とよく整合した。
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