MMIJ 2023,Matsuyama

Presentation information (2023/08/10 Ver.)

Poster presentation session

14:30-17:00 (Poster session) New materials / Hydrometallurgy

Wed. Sep 13, 2023 2:30 PM - 5:00 PM [Poster session room : New materials / Hydrometallurgy] 1F, EL13, Common Lecture Hall C

2:30 PM - 5:00 PM

[P072B] [Student presentation: Doctoral course] Formation of plate-like film coating by controlling oxidation layer on substrate particle surface in CBD method

○Yuki Watanabe1,2, Akira Kishimoto2, Masanobu Kawata2, Shun Ito1, Shun Yokoyama1, Hideyuki Takahashi1 (1. Tohoku University, 2. Nittetsu Mining CO., LTD.)

Keywords:Aqueous solution reaction process, Titanium oxide thin film coating, Solid-Liquid interface control, Surface oxidation

近年、機能性材料開発技術の進展が目覚ましい。 その中で、CBD法に分類される水溶液反応系プロセスは、環境への負荷が少なく、かつ、工業化が容易な手法として注目を集めている。たとえば、岸本らは、同プロセスによる金属磁性粒子表面へのnmオーダーの無機酸化物の積層 により、磁気トナー/インク用途の光干渉性着色磁性粉を開発した。本手法は、弱アルカリ性緩衝液を反応場とし、金属粒子表面の著しい腐食を抑制し、かつ、緩衝作用による自己pH制御によって膜物質の金属粒子表面における不均一核生成を維持するという特長をもつ。しかしながら、この水溶液反応場の 金属粒子表面における固体析出反応機構は未だ解明されていない。例えば、 僅かな表面状態の差により固液界面反応に差異が生じ、一部の粒子表面に平板状膜の形成される事例が確認されている。いうまでもなく、機能性材料は均質な特性を有することが必要であり、異なる構造の膜を有する粒子がごく僅かに含有されることにより、機能性は大きく低下する。そこで本研究では、基材金属粒子表面状態、主に酸化状態に着目し制御することにより、平板状膜形成機構の解明を試みた。

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