MMIJ 2023,Matsuyama

Presentation information (2023/08/10 Ver.)

Poster presentation session with a short speeches

(Poster session/Short oral-presentation) Mineral processing / Recycling

Wed. Sep 13, 2023 1:00 PM - 2:16 PM (Room-2) EL44, 4F, Common Lecture Hall C

Chairperson: Keishi Oyama (Waseda University)

1:04 PM - 1:08 PM

[2210-27-02] [Student presentation: Master’s course] Bioleaching of tennantite concentrate: relationship between microbial community structure and redox potential control

○Shota Kondo1, Naoko Okibe1 (1. Kyushu university)

Chairperson: Keishi Oyama (Waseda University)

Keywords:Tennantite, Bioleaching, Redox potential, Activated Carbon, Microbial community structure

バイオリーチング反応では鉄酸化菌によるFe2+酸化反応が溶液電位(Eh)を上昇させる傾向にあるが、chalcopyriteやenargiteのバイオリーチングにおいては、例えば活性炭添加によるFe3+還元作用を利用したEh制御が効果的であることを先行研究にて明らかにしてきた。一方、tennantiteを対象とした研究例は未だ乏しい。本研究ではtennantite精鉱に対し、まず、鉄酸化能に“強弱”のある8種の微生物株の混合培養液を植菌しフラスコ試験を行った。この際、“強”鉄酸化菌株の活性が顕著に出現し高Eh(~800 mV)に傾いたが、ここに活性炭を添加することでEhは適度に抑制され、銅浸出75%を達成すると同時にAs浸出は<5%に留まった。その後、同混合培養液の長期継代培養を経た上で、バイオリアクター試験に移った。この際、予想に反し、活性炭有無に依らずEh上昇は見られず一貫して630 mV付近に留まった。微生物群集構造解析の結果、バイオリアクター試験においては、8株のうち“弱”鉄酸化菌 1株のみに菌叢が収束していたことにこの現象は起因していた。つまり、菌叢の収束により微生物学的Eh制御が自然に機能する状態においては、活性炭によるEh制御を必要とせずとも銅浸出は促進され、本条件においては銅浸出60%を達成した。

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