1:20 PM - 1:24 PM
[2409-23-06] [Student presentation: Master’s course] Oxygen partial pressure behavior between FeOx-SiO2 slag and molten Cu-Pb alloys or Cu-Ag alloys with solid iron saturation
Chairperson: HiroyukiMatsuura(The University of Tokyo)
Keywords:pyrometallurgy, high-temperature process, copper, lead, silver
酸素分圧は金属製錬の酸化・還元反応をコントロールする上で重要な因子である. 過去の研究において, スラグと溶銅の平衡実験で特定の酸化物がスラグに添加されたときに酸素分圧が1000倍上昇した報告が存在するが, 酸素分圧上昇の要因は不明のままである. 本研究では, 鉄飽和においてFeOx-SiO2系スラグと組成を変化させたCu-Pb二元系合金を1573 Kで平衡させ, ZrO2固体電解質を用いた起電力法で酸素分圧を測定した. 実験後の試料組成を化学分析により決定し, FeOx-SiO2系スラグとCu-Pb系合金の成分活量を算出した. また, Cu-Pb系合金と同様に1573 KでFeOx-SiO2系スラグとCu-Ag系合金でも平衡実験を行った. 実験結果と熱力学的データに基づき, 系の酸素分圧はスラグと合金の活量比a4CuO0.5/a4Cu, a2PbO/a2Pb, a4AgO0.5/a4Agのスラグ中のCu, Pb, Ag酸化物の濃度との関係により決まることが明らかになった.
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