MMIJ 2023,Matsuyama

Presentation information (2023/08/10 Ver.)

General Session

(General session) Mineral processing / Environment[Wed. Sep 13, 2023 AM Room-6]

Wed. Sep 13, 2023 9:00 AM - 11:50 AM (Room-6) EL32, 3F, Common Lecture Hall C

Chairperson: Kazutoshi Haga (Akita University), Kazunori Nakashima (Hokkaido University)

11:30 AM - 11:50 AM

[2601-08-08] Suppression of elution of heavy metals in sludge using basic polymer gel

○Takehiko Gotoh1, Akihiro Sasaya1, Jin Huang1, Akihiro Ueda1, Satoshi Nakai1 (1. Hiroshima University)

Chairperson: Kazunori Nakashima (Hokkaido University)

Keywords:Heavy metal, Sludge, Elution Suppression, Polymer, Solidification

今日、産業廃棄物において建設廃棄物は全体の約2割を占めており、これらを再利用可能にする技術の開発が求められている。トネンル建設などの土木工事の際に排出される建設汚泥を埋立資材として再利用する際、汚泥の含水率が高く、さらに重金属に汚染されている場合は、汚泥を脱水・固化した上で重金属が漏出しないように処理しなければならない。本研究では、吸水樹脂(SAP)として用いられることの多い高分子ゲルのうち第3級アミンを持つゲルを用いた汚泥処理方法を提案する。この高分子ゲルは、吸水するとアミノ基のプロトン化により内部が高い塩基性になるためゲル内に重金属イオンを水酸化物として固定化することができる。そのためこのゲルを重金属汚染汚泥の処理に用いると汚泥の固定化と重金属イオンの不溶化が同時に行えるため重金属汚泥処理工程の簡略化が期待できる。また、金属イオンをゲル内で難溶性の金属水酸化物として固定化するため一般の吸着材と比べ、有害金属の再溶出のリスクを低減できると考えられる。今回、高分子ゲルを添加した有害重金属Cr, Cdを含む汚泥について酸溶出試験を行い、重金属の溶出抑制への高分子ゲル添加の効果を検討した。

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