3:55 PM - 4:10 PM
[3101-11-09] [Student presentation: Master’s course] Search for phase-separation CO2 absorbents
Chairperson: Takashi Fujii (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)
Keywords:Material, CCS
化学吸収法はCO₂回収・貯留技術(CCS)における主なCO₂分離回収技術の一つである。アミン吸収液は吸収塔内で排ガス中の低濃度CO₂を40℃で吸収し、放散塔で120℃の熱によりCO₂を脱離・再生する。従来の化学吸収法は多くのエネルギーを消費する。相分離型CO₂吸収液は、アミンと水に、疎水性の添加剤を加えた構成であり、特徴としてCO₂吸収後に疎水性の添加剤相とCO₂を多く含んだ親水性のアミン相に分離する。CO₂放散の際、下相で再生されたアミンが上相に抽出され、アミン濃度の増加が妨げられる。この結果CO₂放散反応が促進され、従来よりも低い温度(90℃)で多くのCO₂を回収可能になる。本研究ではアミンとエーテルの種類・組み合わせ・重量比を変更し、90℃で再生可能な新たな相分離型吸収液を開発することを目的とする。
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