MMIJ 2023,Matsuyama

Presentation information (2023/08/10 Ver.)

Special session

(Special session) Mining history[Thu. Sep 14, 2023 PM Room-8]

Thu. Sep 14, 2023 1:00 PM - 4:50 PM (Room-8) EL24, 2F, Common Lecture Hall C

Chairperson: Tetsuya NAKANISHI (The Kyushu University Museum), Hideki KUMA (The Kyushu University Museum)

1:50 PM - 2:15 PM

[3801-08-03] measurement of mine remains using lidar in information devices the ikuno silver mine

○Kayo Ito1 (1. THe Yu-no-oku Museum of Gold Mining History)

Chairperson: Tetsuya NAKANISHI (The Kyushu University Museum)

Keywords:Information Devices, The Ikuno Silver Mine, Measurement of Mine, LiDAR

これまで鉱山遺跡3次元測定では、全方位測定可能なFocus3D(FARO製)や3DRM-Mark(エス計画製)の3次元レーザスキャナを使用されてきた。しかしこれらの測定機は測定時静止している必要がある。そのため急峻な斜面では測定機の設置に時間を要する。そのため近年、鉱山遺跡3次元測定に情報端末に搭載されているLiDARが利用されている。本LiDARを用いることのメリットは、情報端末が移動中でも測定可能となることである。現在使用されている情報端末は、主にiPad Pro(第3世代)とiPhone13 Pro以上の機能を有するものである。これまでの精度検証結果から測定作業時間が約80%短縮されること、測定中の移動速度は約0.5m/sが妥当であること、誤差率が平均約3%となることなどが確認されている。今回、本情報端末を兵庫県生野銀山「慶寿ヒ」付近の採掘跡3次元測定に利用した。その結果「慶寿ヒ」上部に多数の露頭掘跡が遺存することや「慶寿ヒ」対岸の斜面に露頭掘から坑道掘へ変遷した採掘跡を発見した。本発表では得られた測定結果から「慶寿ヒ」付近の採掘跡相互関係を検討したので報告する。

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