日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S20] 第7回病院薬剤師が実践するリバーストランスレーショナルリサーチの最前線 ~ 臨床データを薬学研究に還元する ~

2023年3月26日(日) 14:00 〜 16:00 [G1会場] 学術交流会館 講堂 (2F)

オーガナイザー:増田 智先(姫路獨協大薬)、伊東 弘樹(大分大病院薬)、池田 龍二(宮崎大病院薬)、城野 博史(熊本大病院薬)

創薬技術の革新的な進歩に伴い、治療標的となる分子が同定され、その機能を制御する分子標的薬が実臨床で大きな成果を生み出している。一方、実臨床において従来にない革新的な薬物治療を実践する場合、限られた臨床試験で集積されたエビデンスだけでは解決できない多様な症例にも多く遭遇する。従って、実地診療の最前線においては、豊富な臨床経験を兼ね備えた薬剤師が試行錯誤を繰り返しながら、より良い薬物治療を確立するためのエビデンスを創出することが強く求められている。
本シンポジウムでは、臨床・基礎の双方にチャンネルを有し、実臨床において最先端の薬学的見地からエビデンス創出を目指す薬剤師の研究について、特に臨床薬剤師ならではの着眼点から、自身の研究成果に加えて関連する最新の話題をご提供いただき、早期臨床応用を企図した研究活動の意義と重要性について議論を深めながら将来の方向性を含めた展開について考えたい。

オーガナイザー挨拶:増田 智先(姫路獨協大薬) (14:00 〜 14:05)

総括:伊東 弘樹(大分大病院薬) (15:45 〜 16:00)

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