日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S17] 各領域の専門家が社会貢献から薬学教育を考える

2023年3月26日(日) 13:50 〜 15:50 [PS1会場] 薬学部 臨床薬学講義室 (1F)

オーガナイザー:武田 香陽子(北海道科学大)、鈴木 小夜(慶應大薬)

「薬学教育」は教育学理論を基盤とした学問であるとともに、すべての専門教育の基盤として隣り合わせにある専門領域です。つまり、「薬学」において基礎から臨床までの全ての分野を専門として修め、社会に貢献する優れた人材育成のためのカリキュラム向上への寄与も「薬学教育」の使命であり、今回、「薬学教育」という専門領域だからこそできるシンポジウムを企画しました。
「薬学」の各専門領域がどのような資質の育成を目指しているのかはモデル・コアカリキュラムに明示されています。そして、多くの大学では、これらの資質を学部教育の中でどのように育成するかに焦点が置かれているのではないでしょうか。しかし、本来は学部教育のその先の将来、薬学出身者が真に目指すべき、あるいはその能力を発揮し社会に貢献し得る高い専門性を必要とする世界があるはずです。本シンポジウムでは領域を超えて、創薬から臨床までのモデル・コアカリキュラムのC、E、F領域の世界で活躍されている先生方に、現在の最先端の研究の概要をご紹介いただきます。最後に、今後のその領域の展望、先生方が感じる今後の薬学教育に対するお考えや期待などをご意見いただきます。お時間があれば、総合討論では皆様と意見を共有することで、大学教員、医療施設の先生方にも新たな視点で「薬学教育」を捉えていただき、今後の薬学教育の新たな気づきのきっかけの場になればと考えています。

オーガナイザー挨拶:武田 香陽子(北海道科学大薬) (13:50 〜 14:00)

総合討論:鈴木 小夜(慶應大薬) (15:20 〜 15:50)

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン